2025/09/03 16:30
こんにちは。
今日はCBDって日本ではどういう扱いなの?安全なの?という点について絞ってブログでお話します。
最近、大麻とかお菓子に混ざった大麻由来の違法成分など悪いニュースが多いと思います。
勿論のところで、大麻って日本では良いイメージがまったくない言葉ですよね。
そんな大麻草に含まれる化学成分のCBD(カンナビジオール)って本当に大丈夫なの?と思うのは至極当然であり、使用への抵抗感があると思います。
私も実際にアイソレートを口にするとなったら、見た目が白い粉だしめちゃくちゃ抵抗感あります。
ではなぜCBDだと日本でもビジネスとして商品開発したり、Korasプチチルみたいに化粧用オイルとして化粧品製造会社での製造が許されているの?という疑問を抱くと思いますので、弊社で行っている検査だったりをご紹介します。
CBD=カンナビジオールは大本は大麻草です。
大麻草の中からTHCという精神作用を引き起こす成分を排除します。
日本で許可されているのは、大麻草の中でも茎・種子のみは許可されております。

弊社のCBD原料はCBDアイソレートで工場で茎だけの状態にし、エタノール抽出と二酸化炭素抽出でCBD等の成分だけ抽出してます。
更に海外から輸出する前にHPLCによる検査→輸入時には事前に成分分析審査した結果を厚生労働省へ提出→食品等輸入届出及び許可取得し、税関による輸入検査など輸入に伴い検査と審査を受けております。
国内への輸入後は弊社取引先輸入会社である宏福商事合同会社での第三者機関による検査も行っております。
・合同会社Korasでの取り組み
・原料CBDアイソレートの検査を実施
→国内のCBD関連企業様にご協力いただき、海外の第三者機関にて検査を行っております
→最終製品も完成後に同様に上記機関での検査を行っております
→その他化粧品製造会社へ原料を納品する前には日本食品分析センターにて所定の検査をクリアしたことを確認し製造依頼をしております
→化粧品の製造は専門の国内企業へ依頼し、国内での製造を行っております
検査体制としては輸入時→更に弊社でも再度検査を実施→最終完成製品での検査も実施と、違法成分の混入や製造時の化学成分変化などを何度も確認しながらCBD製品の販売を行っておりますので、信頼していただければ幸いです。
【日本での新基準対応】
昨年令和6年12月12日に大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律の一部がすでに施行に伴い、その新基準に対応すべく同時期にCBD原料(アイソレート)の再検査も実施し、問題ないことも確認しております。
→具体例)https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001313370.pdf
【日本国内では治療薬としての新たな使用方法の臨床が行われている】
難治てんかんの患者の方が、大麻草由来の成分を含有する製品を継続して使用できるよう、厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)研究班にて臨床研究を実施。
→https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43079.html
日本国内では、日々新たな化学成分に変化させた大麻草由来の成分への規制など、法改正も含めた規制を行っておりますので、同じ原料を扱う企業として、弊社も引き続き最新の情報を確認しCBDの良さを広められるような製品開発、販売を行っております。
余談
世界アンチ・ドーピング規程において、CBD(カンナビジオール)は原則禁止物質ではありません。
昨今CBD製品をスポーツ選手が運動後のボディケアに取り入れたり、オイルタイプを日常的に摂取するなどの動きもあります。
大手飲料メーカーでも成分名【ヘンプシード(麻の実)】という名前で、ドリンクを販売しているので日本でも身近なところに麻という植物があり、世界的にも注目さているからこそ、負の面だけではなく良い面にも目を向けていただければ嬉しく思います。